たりたの日記
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2004年06月09日(水) 今日のつれづれ

おっといけない。
日記がまた停滞している。
書きたいトピックスはいくつもあるというのに時間がない。
時間がなかったのだろうか。
確かに、今日は次男の病院に付き合うためにつくば市へ行き夜遅くの帰宅だった。
どうせ都内に出るのだからと、新橋の松下電工NAIS美術館で催されている「ルオーとイコン〜描かれた聖像」に立ち寄った。そこにあったのは絵だったが、その空間に満ちているのは「祈り」で、さまざまな祈りを聞き、またその祈りに寄添ったという感じだった。
行きの高速バスの中で、買ってきたポストカードを眺めては癒されていた。
この展覧会のことは後できちんと書かなければ。
ルオーの描く聖画とイコンのそれとの対象がとてもおもしろく、信仰の異なる側面を見る思いがしたのだ。



エッセイ集「育つ日々」が刊行されてから、毎日、メールや携帯、また感想掲示板に感想が届く。どの感想にもほんとに有り難い気持ちでいっぱいになる。
そして本を出してよかったと心から思う。
そして感想を通して、また読んで下さった方々とさらに深く出会う感覚がある。
本は読む人がいて意味を持つということが初めてのように分かる。

本を読んでくれた方々が、友人や知り合いに読んでもらいたいからと、さらに数冊注文してくれた本が合わせて30冊ほどになった。最初に著者購入で購入した100冊が5日の内に手元になくなってしまったので、あわてて追加の注文をしたことだった。
本が届いてから1週間たったところなのに、もう長い月日が過ぎていったような不思議な感じがある。




たりたくみ |MAILHomePage

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