たりたの日記
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2004年05月19日(水) 雨の音が聞こえる

雨の音が聞こえる
雨が降っていたのだ

あの音のようにそっと
世のために働いていよう

雨が上がるように
静かに死んでゆこう


八木重吉の詩「雨」だ。
この詩は、歌で覚えた詩だから、
この詩が原作の詩のままかどうかは分らない。
歌ではそれぞれの連を二度繰り返して歌う。

多田武彦作曲、男性合唱組曲「雨」の中のひとつ。
昔、繰り返し聞いたレコード。
様々な雨がそこには歌われていて、
まるで雨の匂いまで漂うような
不思議な近さがあった。
雨の音を聞いていたら、あの歌を聴きたくなった。




今日も引き続きぼんやりした心ではあったが、
仕事の時はめいっぱいテンションを上げて
子どもたちに接した。

午前中、つくしんぼ保育室の幼児とお母さんのクラス
午後、英語学校の幼児とお母さんのクラス、年長児クラス。
子ども達のエネルギーって、ほんとうにきれいで、
いっしょにいるとシャワーのように洗われる気持ちがする。
教室の掃除を念入りにし、
来週のレッスンプランを立て、
ミーティングをし、8時過ぎに学校を出る。

今日はスポーツクラブが休館日だから、
珍しく早い時間からPCに向かっていた。
同居人も隣の部屋で日記を書いているらしい。


いつの間にか雨の音が止んでいる。
今日くらいは、今日のうちに眠りにつこう。








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