たりたの日記
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2004年01月26日(月) 動き

昨日は夕方から、mGと共に、あゆみの箱Winter Special 2004という、催し物を見に行く。目的はラテンの師匠のぽっぽ先生が率いるM'S Partyのダンスを見ることだったが、本命のダンスはもちろんのこと、実に22のエントリー、300人近い人達の「動き」を楽しんだ。

ほとんどが仕事をしながら演奏活動をしたり踊ったりというアマチュアのミュージシャンでありダンサーたちだが、ステージで繰り広げられるさまざまなジャンルや様式のダンスはどれもおもしろかった。

見ているとまるで自分も踊っているかのように、アドレナリンが出てくるのが分かるのだが、いったい人間の動きを見ることでなぜ、こういう高揚感を覚えるのだろうと何か不思議な気がした。

どんなに華麗な動きでも、これが機械の動きであれば、それがぴしりと狂いなく揃っているほど退屈なことが予想できるが、それが人間の動きであれば、たとえ途中でバトンを落としても、間違った動きをしたとしても、人間がつくりだす動きというのは、ほんとうにおもしろくて見飽きることがない。

ダンスというパフォーマンスが音楽や演劇に比べて、より直接的な刺激をもたらすように感じるのは、ダンスが人間が言葉を持つようになる前から存在した、人間の根源にかかわるアートだからだろうか。

とにかく、エネルギーをたくさんもらえた。また動きについて思いをめぐらすことができた。





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