たりたの日記
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木曜日に、えいやっ!とばかり、本の構成案と、選んだ原稿を編集部に送りました。送って、数週間ぶりに晴れ晴れとしたのもつかの間、「こんな原稿じゃ、本にできません」という答えが返ってくるのではないかしらと、夕方近くからだんだん不安が募ってきていたのですが、夜のジムから戻ってくると、なんとも励ましに満ちた編集のSさんからのメールにほっと胸をなでおろし、よおし、本格的なリライトにとりかかるぞ〜と新たな決意が起こってきたことでした。
それにしても編集する方の視点って確かだなと思いました。原稿を選びながら、どこか自分でも不安というか、しっくりこないところがあったのですが、 その理由が見えてきました。なにしろ、この3年間に書いてきた日記風のエッセイですから、いくらひとつのテーマに沿って選んでも、それぞれのエッセイを結ぶ軸がはっきりしていないのです。日記であれば徒然なるままでもいいのでしょうか、エッセイとしてひとつの本まとめるためにはしっかりした構成と、それぞれのエッセイを貫く軸がくっきりしていることが必要だということを改めて感じました。
リライトをする上での貴重なアドバイスをいただき、選んだエッセイを種に、もう一度、わたしの今という時間の中で、ひとつのはっきりした軸の元に再構成させていこうと新たな目標ができました。
土日と、全国教研集会の参加のために義姉が上京していて、我が家に泊まるので、この週末は義姉と、楽しい時を過ごすことにして、来週から、ねじり鉢巻 (なんだか古過ぎますね、このいいまわし)で原稿書きに集中するつもりです。
そういえば、去年の今頃はミュージカルの追い込みで、「鬼のようにがんばる」と宣言した我が家の受験生の向こうを張って、がんばりモードに突入したのでした。
幸いなことに今年のわたしは我が子も、また生徒にも受験生を抱えていない! 自分のことのみに専念できるということが何とも有り難いです。
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