たりたの日記
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2003年12月14日(日) |
アドベントクランツにろうそくが3本灯る |
今日はアドベントクランツにに紫色のキャンドルが3本灯りました。 来週の日曜日で4本灯り、クリスマスを迎えます。
教会学校ではわたしがお話とオルガンの当番でした。 テキストはルカによる福音書1章26節から38節。受胎告知のところ。
ダヴィンチの「受胎告知」の絵を子ども達に見せました。 フレンツェのウッフィーツィ美術館を訪れた時に見た印象的な絵です。
天使ガブリエルはマリアの前にひざまずき、力強い眼差しでマリアを見据えています。右手の人差し指と中指がマリアへ向かって差し出されている様子はあたかも何かエネルギーを送っているかのよう。 そこには、ぴんと張り詰めた緊張感が漲っているのです。
一方、マリアは他の受胎告知で見るマリアに比べて毅然としており、力強い。その見つめている視線の強さもきりっと結ばれた口も、そこには早くも自分の運命を受け入れたような凛々しさを感じます。
ガブリエルがマリアに告げます。
「聖霊があなたに降り、いと高き方の力があなたを包む。だから、生まれる子は聖なる者、神の子と呼ばれる・・・・・・」
マリアは答えます。
「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身になりますように。」
乙女マリアはイエスの出来事が自分の胎内より始まるということを受け入れます。自分を越えたはるかに大きなものの力をマリアは感じ取り、そこに自分を委ねていくのです。
「40日の心の旅」の2日目のタイトルは「You Are Not an Accident」 「あなたという存在は偶然に寄るものではない」とでも訳したらよいでしょうか。わたしたち、誰もが、明確な創造主の意図の下に創造せしめられている。 すべての者が愛され、その人であることの必然性がそこにはある。かけがえのないあなた。かけがえのないわたし。
明日から19日まで大分の実家へ帰省してきます。病院で生活している父に会いうことと、母が一人で暮らしている実家の大掃除が目的です。ホテル一泊付きの格安往復航空券を利用するので、明日は市内に泊まり、学生時代の友人や教員時代の教え子達にも会うことになっています。先日話を伺ったYさんのように介護帰省の前後に山登りというところまではいきませんが、せいぜいなかなか会えない友人達に少しづつでも会うようにしたいと思います。良い出会いの時が持てますように。
そういうわけで、日記がしばらくお休みになります。 気が向いたら、以前のように携帯メールから更新するかもしれませんが。
では、おやすみなさい。
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