たりたの日記
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今週の日曜日に体調が崩れているなと思ったものの、一旦回復したかに見えた。それで火曜日はまだ仕事の帰りにハードな運動をやり、このまま行けると思ったが甘かった。 身体は「いい加減にしろ」とサインをよこす。喉の痛みと身体のふらつき。
「はいはい、分かりました。今日のラテンはあきらめます。ゴスペルも休むでたくさん食べて早く寝るから、いい、明日は絶対元に戻ってよ」と恩着せがましいことを身体に言っている。
一日ベッドに篭っていたいところだったが、午前中は電車で大宮まで出て、旅行会社にディスカウントの大分までの航空券を買いにいく。何しろその格安チケットは今日までなのだからしかたない。なぜ前もって予約していなかったのか・・・昨夜ようやく帰省することを決めたから。
それでなくてもこの季節は、英語学校や保育所、自分の家でのクラス、教会とそれぞれのクリスマスのことで、なにやかやと考えたり、用意をしたりする必要がある。こまごまと多様に忙しい。ひとつのことに没頭する忙しさならいいのだが、あのこと、このこと、あれを買って、あれを用意してと複数のイベントをやりくりするとなるともう、いくら「たいしたことじゃあない」と自分に言い聞かせてみたところで、心は分けもなくあせる。
こういう中にあると、帰省のために日程を定めて、安く帰れる方法を探してなどという気持ちになかなかなれない。しかしすべてが終わってやおら帰ろうと考えるとむちゃくちゃに高い年末の航空券がそれも手に入るかどうかも分からないという状況に陥る。そこで今年は次男のMを家族の代表で帰省させることで勘弁してもらうことにしていた。春と夏に帰ったことだしと。
しかし、チケットの締め切りが迫ってくると、もう毎日のように「帰ろうか」「いや帰るまい」「母は帰ってほしいだろうか」「いや、帰らなくてもいいと言った」と揺れ動く。昨日はさすがにこの葛藤そのものに疲れてしまい、帰ってこなくていいと言われようが、その前後がばたばたと忙しかろうが、帰省しようと決めたのだった。英語学校が冬休みに入る15日から19日まで。
母に帰るというとやはり声はうれしそうだし、「お父さんが喜ぶよ」などという。病院で過ごしている父はもう、わたしが誰かなど分かりはしないが、母としてみれば会って欲しいと思っているのだ。娘や息子に会いたいという気持ちはそれほど強くはないにしても、子ども達が気にかけて無理をしても帰ってくるということが望ましいことなのだ。上の弟などはそういう母の心理にはドライにかかわれるのだろうが、わたしの場合は母との間に距離があるからこそ余計にそこいらで逡巡してしまう。
ま、こうして帰省する航空券を手配するとようやく気持ちが落ち着いた。 後はその前にやるべきことを計画的にやるのみ。
そのためには身体の調子が狂われては困る。 さて9時半。日頃からすればおそろしく早い時間だが、寝ることにしよう。
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