たりたの日記
DiaryINDEX|past|will
2003年11月29日(土) |
雨の土曜日 「ナントに雨が降る」を聴きながら |
久し振りの日記です。 窓の外のハナミズキの赤い葉が雨に濡れています。 静かな雨の土曜日の朝、 バルバラの「ナントに雨が降る」を聴いています。
初めてバルバラを聴いたのが20年以上も前の11月の終わりでした。 その年は冬の間中そればかり聴いていたからでしょう。 バルバラの歌を聴くといっしょに浮かんでくる風景は ストーブもなかった、6畳一間のアパートの小さな台所、 やかんの蒸気をあげている様子と、かもめの絵がついたマグカップ、 窓の外に広がる冬景色。 寒い朝とバルバラはとても似合うと今でも思います。
木曜日と金曜日のパフォーマンスが終わって、とってもほっとし くつろいだ気持ちです。 朝起きてまず、2時間くらいかけて家の中を整えて掃除機をかけました。 心から寛ぐためにはまずこれが必要・・・ それからいつものミューズリーとフルーツの朝ごはんを用意し 今朝はミルクをホイッパーでしゃかしゃか泡立て、カプチーノを入れました。 はぐくみ園でお土産にいただいた、手作りのクッキーとパウンドケーキを いただきながらずいぶん幸せな気分。 mGはかわいそうに今日は出勤、秋休みで帰ってきているMとサッカーの試合が中止になったHはまだ眠っています。
木曜日の駅前でのゴスペルは室内でやっていたようにハーモニーがきれいに聴こえなかったようです。戸外だと声が拡散してしまうことと、マイクはすぐ前にいる人の声しかひろえなかったことが原因でしょう。それでも、駅から降りてくる人々が足を止めてくれたり、わたしが仕事をしている英語学校のネイティブの先生が生徒を連れて聴きにきてくれたり、mGの姿もありました。機械の調子が悪く、予定していたレイ・ドーシー氏のソロもなくて残念でしたが、多くの人達と少し早いクリスマスキャロルを分かち合うことができて楽しい夕べではありました。
昨日の「はぐくみ園」は「歌とダンスの集い」、ミュージカルでごいっしょしたEさんといっしょに伺いました。今度は夏に続いて2度目だったので、もう、知り合いといった感じで気楽にやれました。来月、通園生の方々が障害者の集いで歌うことになっている「世界で一つだけの花」と「ピースインハーモニー」に簡単な振り付けを付けてみたのでそれで動きながら歌ってみました。どの方もとても楽し気に動いて下さるのですが、ダンスに一生懸命になるあまり、歌を歌うのを忘れてしまいます。それで、前後左右などの動きはやめて、スタンプとクラップだけを組み合わせて動くだけに変更しました。ずいぶん簡単な動きですが、直立で歌うよりも生き生きした感じになり、なによりみなさんが楽しそうだったのが嬉しかったです。
ここのところ練習してきた「世界ではじめのクリスマス」を弾き語りしたり、Eさんの歌の伴奏をしたり、また園生といっしょに何曲かいっしょに歌いました。一人の園生の方が近づいてきて、今度はぜひビートルズをお願いしますとリクエストされました。若い指導員のH先生はPPMやボブディランが好きなんですよとおっしゃる。どれも若い頃歌ったなつかしい歌です。今度伺う時までに、リクエストに答えられるように練習をしておこうと思います。
さて、さて、もうお昼。我が家の青年達も起きてきました。 ではみなさん、良い週末を。
|