たりたの日記
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2003年11月06日(木) ことばであそぶ

ゴザンスの新しいことばあそびのお題、テーマ、800字小説の課題が出たので、今のところこのことが第一の関心事になっている。今日一日の中で、ぽっかり開いた時間に書こうと、本の他にノートと筆記用具をバックに入れて出かけた。
ジムからゴスペルに行くまでの時間、ドトールで遅い昼食を取りながら、ノートを広げてことばあそびを考える。今回のお題は「おちばのちるほどうをあるく」

あれやこれやといろいろ考えて言葉をあてはめてみる。ほんとにこれは
「ことばあそび」。久し振りに遊ぶ時のわくわくした感じを思い出す。
大人になってからは、あそぶといえば、映画を見たり、人とお茶をのんだり、ドライブしたりで、いわゆる「あそび」ではない。また仕事で子供たちを遊ばせることはしても、それはまた違う。それだから、今日はひとりで言葉を相手にして遊ぶという感じが新鮮だった。

今日のあそびの結果はこういうもの↓
前回のように、よくよく読みもせず登録してしまったりはしない。
しばらく寝かせてみよう。この文の中に酵母かイーストが生きているなら、パン生地のように膨らむかもしれないから。


 <秋とうさぎ>


おおいそがしの秋の精
近くにおいでなさったか
バケツに絵の具をたっぷりと
野を越え山越えやってきた

力を入れてよっこらしょ
ルビーの絵の具をこぼしたら
ほほう みごとな木々の色
どうだろ まるではなざかり

うさぎの子たちは木を見上げ
をかし をかし と打ち興ず
秋の日 森の動物は
ルルルと歌い また踊る

暗く冷たい冬来ても 心は燃えてあるように


たりたくみ |MAILHomePage

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