たりたの日記
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2003年10月24日(金) |
髪を染めてもらいながらケルトの美しい調べを聴いていた |
今日は何も予定の入っていない金曜日だったので、いつもの美容院に行った。 出産のためにお休みしていたYさんがもうお店に出てきていて、お店の中においてあるベビーベッドの中に生まれたての赤ちゃんがすやすや眠っている。いつもシャンプーしてくれるHくんは最近本を読むようになったと、ここ最近読んだ本の話をしてくれる。店長はわたしが好きそうなCDを見つけたからといって17人の女性ヴォーカルの曲が入っているケルト音楽のCDをかけてくれる。ひったし、わたしの好み。 前回来た時には沖縄のバンドてぃんがーらのCDで、それも良かったけれど。 窓の外はえらくくっきりとした秋晴れの風景が広がっていて、コーヒーをいただきながら、美しいケルトの旋律に癒され良い時間を過ごしたことだった。 もちろん、ヘアダイとカットで髪もきれいになったし。
ケルトの音楽を聴いていると、そのあまりのなつかしさに、生まれてくる前にそこに住んでいたこともあるんじゃないかという気がしてくる。10代の時、ジョーン.バエズにどっぷり浸かって、彼女のCDを聞きながらひたすらギターをコピーし、歌もすっかり空で歌えるようになったけれど、今思えば、あの歌い方もメロディーラインやハーモニーも、伝統的なアイリッシュフォークソングだった。ジョーン.バエズを通して、あの頃からケルトの音楽に惹かれていたのだろう。
さて、アイリッシュダンスのミュージカル「リバーダンス」の公演ももうすぐ。久し振りのミュージカルだ。つい先ごろ、すでに来日しているリバーダンスの主役コナーとジョアンのインタビューがチケットぴあの情報メールに載っていて興味深かった。
(以下抜粋)
ジョアン「アイリッシュ・ダンスは、イギリス人に抑圧され、娯楽を奪われた人々が、上半身を動かさずに下半身だけでこっそり踊った“隠れダンス”が起源という説もあります。だから情熱をはき出すように力強くパワフルなんです。アメリカのタップはフリー(自由)だからステップもまちまち。グループとしてのパワーは表現できません。その点アイリッシュ・ダンスは集団が一緒に踊った時に地面から沸き上がるようなパワーが発揮される。会場の皆さんはお腹で感じることでしょう。その強さの中に逆に自由を表現していくのです」
コナー「黒人たちのストリート・タップは力強いでしょう?それはアメリカに移住したアイルランド移民と黒人は共に虐げられ、寝食を共にしていた。そこでアイリッシュ・ダンスを黒人も一緒に習ったからなんですよ」
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