たりたの日記
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2003年08月18日(月) 心も体も豊かになる豆のサラダ

最近良く豆を食べる。

豆のおぞうさいといえば、甘く煮た煮豆と決まっているが、これは砂糖をしこたま使うし、おかずにもならないのであまり作らない。作るのはもっぱら豆のサラダ。

今、お気に入りのDANSKの青い大鉢に豆のサラダを盛り付けて、それを眺めながら書いている。赤、白、緑、様々な色や形の野菜や豆がしっとりとドレッシングで和えられているこのサラダをテーブルに置くと、辺りの空気がたちまち豊かになるような気がするのだ。夕食には早い時間だから、そのサラダを鑑賞しているというわけである。

ポテトサラダやグリーンサラダを鑑賞したいとは思わないのに、豆のサラダなら側に置いて眺めたいと思うのは、この微妙な豆の形が好きなのかも知れない。また、このスタイルのサラダにはイタリアだとか、スペインだとか、何かラテン系の雰囲気がそこから立ち上ってきて、それが気分に合うような気もする。

さて、今日の豆のサラダはこんな材料で、こんな風に作ってみた。

 <材料>

赤いんげん豆の水煮  1缶(240グラム)
ひよこ豆の水煮    1缶(240グラム)
玉ねぎ        1個
ピーマン       3個
赤いパプリカ     1個
しめじ        1パック
パセリ        一袋分

 <ドレッシング>

酢          100ccくらい
グレープシードオイル 50ccくらい  (サラダ油でも可)
塩コショウ      味を見ながら好みで


作り方というほどのこともなく、みじん切りにした野菜と茹でたしめじと豆を
ドレッシングで合えただけ。
これにトマトを入れてもいいし、黄色やオレンジのパプリカを入れれば、もっと華やかな感じになるだろう。
茹でたブロッコリーやもやしやじゃがいもも悪くない。
豆も白いんげんや、大豆の水煮、レンズ豆とバリエーションを楽しめる。
ひじきを入れると黒い色がアクセントになり、栄養価も増す。
我が家ではあまりウケないが、私だけならセロリもきざんで入れたい。
バジルがたくさんある時にはこれも刻んで。

このサラダは冷蔵庫で一週間くらいは保存ができるので、作り置きして、そのつど、ジャガイモを入れてみたり、オムレツの中に入れたり、バゲットにはさんでサンドイッチにしたりと形を変えて使いまわしができるのである。

ちなみに栄養学、料理研究家の丸元淑生氏によると、豆類はN/Cレート(カロリー当たりの栄養素濃度)が極めて高いが、砂糖を加えて甘く煮てしまうと値が下がってしまう。反対にもやしにするとN/Cレートが一段と高くなるということだ。それも自家製のもやしがぐんと高くなるらしい。豆の発芽の課程でビタミンなどが作り出されるために、もやしの状態の時に、豆の栄養がピークに達するからだ。

さて、送られてきた大豆がたくさんあるのだが、ひとつ豆もやしを作ってみるとするか。





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