たりたの日記
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2003年03月12日(水) 目の前に新たな道が立ち現れるということがある

全く予期していない時に今自分が歩いていることの目の前に別の道が立ち現れることがある。これまでの私であれば、その方向が今歩いている道よりよりチャレンジングであるならば、迷わずにそちらを選んできたような気がする。しかし、ここのところ自分がかなり守りの形勢を取っていることに自分でも気がついている。自分にストレスはかけたくない、チャレンジはしたくない、今のままの仕事でまた生活で十分。そんなふうに思っている自分がある。それは年齢のせいだろうか。心は若い、身体だって30代には負けないなんて自負していながら、どこかで自分をすでにリタイアーのところに置いているのではないだろうか。

しかし、私は何が楽か、どうすることが自分を楽しませるか、そこにポイントを置く生き方を退けてきたのではなかっただろうか。わたしがどう用いられるか、わたしが果たすべき課題は何なのか、そう問いかけてきたはずだった。そして必要なことはみな向こうからやってきた。

今の私、かつてのように何かを成し遂げたいという強烈な野心も、身の程知らずのことを平気でやってのけるような無鉄砲さも、またこのままでいいのだろうかという焦燥感もない。しかし、だからこそ、今のわたしがいただくアサインメントがあるのかもしれない。野心や、焦燥に突き動かされるのではなく、自分の力なさを十分承知した覚めたところから動きはじめる方向。それがどこかは分らないが、少なくとも天へ向かって自分を開いているのでなければと思う。





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たりたくみ |MAILHomePage

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