たりたの日記
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2003年03月10日(月) 心は人の言葉で暖まるものなのね

何だか今日は後半、人の言葉で暖められていた。

ひとつは、同じえんぴつで書いているあ●●さんの和テイストの日記の中の言葉で。もうひとつは友人の娘のNちゃんからのメールで。そういえば、二人とも20代の若い女性だ。一方わたしは50の方が近いという歳。にもかかわらずわたしのことをお友達のように親しい言葉を向けてくださるというのはかなりうれしい。

どうしてだろうなあ。過ごしてきた時間が長いのだから、歳取ってる人間というのはそれ相応に大人っぽく、賢く、また逞しくてもいいはずなのだが、実際にここまで歳を重ねてくると、年齢と成熟度とは必ずしも正比例していないことが分ってくる。いやむしろ、若い人たちの中に成熟したもの、クールで確かな視点を見、私も含むいい年した大人たちがどこかすとんと未熟で、えらく甘いなぁと感じることが多々あるのである。これはいったいどういうわけなのだろう。わたしとて、今はこんなにボケボケしているが20代の頃はもう少しシャープだったのではなかろうか(もともとボケていたと連れ合いは言うに決まっているが)。だからいろんな意味で世代の違う人の言葉からは異なる空気と刺激をもらい、そこから何か触発されるものがあるから好きなのだ。

ネットのよさのひとつは距離もだけれど、年齢もすっと越えられるところだと思う。年齢や立場や性別にも影響されないで、心が温かくなる言葉を伝えあえるのはいい。届けたいと思った言葉を躊躇なく届けられるというのはいい。





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