たりたの日記
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2003年03月05日(水) 我が家の青年H、今度の旅はアジア

どうやら彼は大学の休みの度に旅に出るつもりのようだ。自分でバイトして稼いだ金で行くというのだからとやかくは言えない。とはいっても、給料は翌月にしか入らないからという理由で毎度、私のへそくりから貸し出しをするはめになる。そのへそくりとは私がいつか海外旅行をしようとこつこつ貯めているものなのに。だから「ぜったい返す」と言われても、貸す時は全く気分が悪い。しかし、やつは母の機嫌悪さなんてものともしない。「親にお金借りてまで旅行するってどういうことよ。貯まるまで待ってから行けばいいじゃないの」と言いはするが、やつがお金を貯められないことくらい分っている。貯まるまで待ったらいつまでも行けっこないから、いやみを言われ、またうるさく借金の取り立てをされても、母親からの借金に甘んじるわけだ。父親には怖くて旅に出るということすら話せないのだから、被害をこうむるのは私だけ。ま、しかたない。そういうふうに育ててしまったわけだから。でも約束の3月25日には何としても返してもらうわ!

さてHはヤップ島、イタリア、ときて、今回はアジアを回るようだ。Hが残していった旅行会社からの日程表(これ、置いていってよかったのかしらん)には、シンガポール、シェムリアップ、バンコク、タイペイの空港名が記されている。初めのヤップ島の時には連絡がつかずにおろおろし、滞在先の友人の親戚の電話番号をやっとの思いで探しあて、国際電話をかけたのだったが、もう3度目ともなれば、2週間いなくてせいせいするといったくらいのイキオイだ。しかし、今回いっしょに行ったのは、Hの高校の時の友人で海外へ出るのは初めてという子。今回のプランはすべてH主導らしい。ふとあちらの親御さんのことが思われた。息子さんのこと心配されているんではないかしらと。連絡先を聞かれたらどうしよう。「聞いてません」と言ったらショックを受けるだろうなあ。





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