たりたの日記
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2002年08月29日(木) ひとりの夕餉

夜の9時を回っても誰も帰ってこないのでパソコン相手に1人で夕餉を始めることにする。ジャズピアノがかかっているせいか、お酒が欲しい気分。梅酒の水割りにしよう。母が毎年作って送ってくれる梅酒を私たちは「母の味」と呼んで、酒類を切らした時の助けにしている。こんなこというと酒に強そうに聞こえるが私はその気分は好きなもののアルコールを分解する酵素が欠乏しているのかアルコール類にはめっぽう弱い。

今日のメインディッシュはチキンと夏野菜のクワ焼きカレー風味。いつだったかたまたまテレビをつけている時にどこかのタレントが作り方を披露していた。作ってみたら簡単でおいしく、すっかり我が家の定番になったもの。

一口大に切ったトリモモ肉500グラムに塩を少々振りかけ、それに片栗粉とカレー粉を同量で合わせたものをまぶし大目のサラダ油を入れたフライパンで外がかりっとなるように焼く。肉に火が通ったところでナスとピーマン、あれば赤や黄色のパプリカを一口大に切ったものを加え火を通す。最後に醤油と砂糖をあわせたものを回しかけ、先ほどトリ肉にまぶしたカレー粉と片栗粉の残りを水で溶いたものを加えとろみとつやを出す。今日はカレー粉にガラムマサラとチリパウダーとターメリックというタンドリーチキンに用いるスパイスを加えてみたがカレー粉だけより味が深くなった。

大きめのディナープレートにご飯とこのチキンと野菜のソテーをいっしょに盛
り、わきにサラダも載せフォークで食べるのが我が家風。最近は何とかプレートとかいって一枚のお皿にいろんなものを盛り付けたお料理を目にするようになったが、洗うお皿も一枚で済むし、場合によればお皿と飲み物をかかえて好きな場所に持っていって食べることができるこの方法は前から気に入っている。

さて、お腹もいっぱいになり、酔いも回ってきた。
ひとりの食事もなかなかいいもんだ。


たりたくみ |MAILHomePage

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