たりたの日記
DiaryINDEX|past|will
2002年08月26日(月) |
去り行く夏を惜しむように |
せっかく秋になったと思っていたらまた暑くなった。 炎天下に外に出ることに気後れはするが、バッグに水着や運動靴を詰め込んで 自転車を走らせる。 仕事は夕方より3時間。3時までに帰ってくれば良い。 耳にイヤホーンを突っ込み音楽だけ頭に詰めてひたすら走る。
身体を酷使することで私は何かから逃避しているのではないかという気がふとする。ジムへとプールへと逃げ込む。どこかそんなところがある。 心と頭を使わなくてもすむように、できるだけ空っぽの自分でいられるように。
人生にはいろんなステージがあるのだから、これもまた私の大切なステージなのに違いないが、何とも安定を欠いている。
去り行く夏への愛惜。人間を季節に例えるなら春は20代までの青年期、そうすると夏は30代、40代だろうか。50代、60代の秋の後70代以上の冬の時期、、、。
今の私はさしずめ今の季節、夏の終わり。 豊かな秋の実りの時期までもうあと数年しかないというのに未熟なおろかな自分の姿しか見えてこない。 去り行く夏を惜しむかのように、がむしゃらに自転車を走らせつつしばらくジム通いを続けることになるのだろう。
|