たりたの日記
DiaryINDEX|past|will
去年の母の日、我が家の恒例の朝食のことを書いた。 今年の母の日は私も忘れてしまうほど、期待というものがなかった。ここしばらく気分はすっかり母親をやっていないからだろう。一時のことか、それとももうそういう時期に来てしまったのか、あまり子どものことが気にならなくなっている。部屋がちらかっていようが、遅刻しようがこっちの知ったこっちゃないと言うノリである。夜帰ってくるのかどうかも分らないのでもう勝手にしてっていう感じ。自分が母親であることを忘れて過ごす時間の方が多いのだ。
ところが我が夫は子ども達が当てにならないからか、1人でがんばって母の日の祝いのためにあちこち駆け回ったようだった。 まず、土曜日の夕方保育所の理事会から帰ってみると夫がいない。1人でテレビを見ている次男に聞くと、パンを買いに行って遅くなるという。パンなら昨日生協がきたばかりでたくさんあるのにと言ってからハタと気が付いた。彼は母の日の朝食のためのスペシャルブレッドを買いに行ったんだ。 去年の繰り返しになるが、我が家では母の日にはベッドにコーヒーが届くことになっている。そして私が下へ降りた時にはテーブルに朝食の用意がしてあることに。 今年のテーブルは今までになく豪華だった。手焼き風のパンがいく種類もテーブルの真ん中にありそれぞれのお皿には目玉焼きとレタスとキウイが乗せてある。そういえば、去年はセブンイレブンで調達した袋入りの菓子パンだったから私は母の日に菓子パンなんてと不平をいったのだった。私はそのこともすっかり忘れていたが夫は覚えていたらしい。 次男は花を、夫はキャロルキングの掘り出し物のCD2枚をプレゼントしてくれた。ここのところすっかりキャロル・キングにはまっている私のために昔なつかしい「つづれおり」と子育ての時期によくビデオで見ていた「おしゃまなロージー」のCDだった。 良く見つけてきたこと。 それにしても一番母としての私の恩恵を受けているはず長男はすっかり今日のことを忘れていた。ま、そういうことも全く気にならないのだが。
|