たりたの日記
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このところネットで知った方との出会いが続いているが、今日は奇しくも同じ町の住人だということが分ったナベトモさんに近くの「つくしんぼ保育所」にご足労願い、園長のTさんと保母のNさんといっしょに保育所でのボランティアのことを相談した。ナベトモさんは華麗にジャズピアノを弾かれる方だ。また精神障害者の施設やホスピスで音楽ボランティアとして演奏していらっしゃる。 「シャボン玉とんだ」や「たき火」といった童謡がその和音やリズムも複雑なジャズに変身していくのを聞きながら、こういう豊かな音を小さなうちから聞かせたいねとスタッフの人たちと話したことだった。ちなみに私はここで二ヶ月に一度の「あそび会」と称する地域のお母さんと幼児を対象にしたオープンハウスで英語の歌と遊びを担当している。英語のリズムの楽しさを子どもたちに伝えるということなのだが、英語にかかわらず、いろんな音遊び、言葉遊びができるといいと思っていた。今後はナベトモさんも時々、ジャズピアノを弾きに来てくださることになり、この小さな保育所にいろんな和音やリズムが溢れることになる。子ども達がどんな反応をするのか楽しみだ。ここ数ヶ月、ビョークとグレゴリアンチャントしか聞こうとしなかった耳にジャズの和音の持つ緊張と緩和は心地よかった。 こういう具合にモードが変わることがある。
夕方、九州から戻ってきた夫と温泉銭湯へ行ったが、サウナで「知ってるつもり」の最終回があっていて、なんと「キリストの生涯」がテーマだった。 これに使われているジーザスという映画はビデオで持っているものだが、いわゆる大衆番組がどのようにイエスを伝えているのか知りたくて、出たり入ったりを繰り返し、一時間もサウナで過ごすことになった。今日の礼拝で朗読したイエスの十字架への道行きと重なった。関口宏と相方の女優の方が想いを込めて読む、イエスに影響を受けた人たちの言葉は乾いた喉にしみこむ水のようだった。でもサウナでイエスの受難物語を見るなんて、ちょっと不謹慎だったかしら。
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