たりたの日記
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2002年03月23日(土) |
団栗さんにお会いする |
団栗さんとマオさんと新宿で会った。団栗さんが都内にいらっしゃる用があるということで、マオさんがアレンジしてくださったのだ。 いっしょにお昼をいただきながら、4時間ほどいっしょにすごす。 マオさんも私も団栗さんと会うのははじめてのことだ。随分古くから知っている友人のような気がしているが、顔を知らないことにはたと気がついた。いったいどのようにその人と確認すればようのだろうとそんなことを考えながら中村屋の3階にあるフレンチレストランの入り口で待っていた。マオさんがすぐにいらしたものの、どうやって確認するか話してはいないということ。入り口に30代くらいの男の方がいらっしゃったのでマオさんが声をかけるとその人は違う人だったものの、上の階に行こうとしていた団栗さんが自分の名前を通りがかりに聞きとめ、お互いが確認できたというわけだ。不思議なもので初めて顔を会わせるという対面が終わるとすでに知ってきたその人と目の前に現れた人との間に一致が起こり、その顔もずっと前から知っている顔になる。ネットで知った人と実際に対面する時におこるこのことがとても不思議でその度にわくわくする。 お互いのことはすでに書いたものを読んで知っているので、話が表面的なところに終始するありがちな初対面の人との話のようではなく、いきなり深いところでの話しが進む。キリスト教のこと、教会や信仰のこと、これから団栗さんが向かおうとされていることについて団栗さんの飛行機の時間ぎりぎりまでおしゃべりしたが、時間はあっという間に過ぎてしまい、まだ話足りないという感じだった。今度は他の方々にも声をかけてお会いしましょうとお別れする。 MAOMAOジャングルに初めて投稿した詩と童話はいずれも団栗さんの書かれたものにインスピレーションを感じて書いたものだった。あの時からわずか1年 ほどしか経っていないが、この1年、書くということを通して長い旅をしてきたような感覚がある。実際心は旅をしたのだろう。自分の過去に向かって、またそれぞれに出会う人たちの心に向かって、時空を超えた旅をしてきたのだろう。団栗さんのこれから始まる旅が神の守りと祝福の中にあることを心から祈る。
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