たりたの日記
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3月という月は何かしらの別れがある。 今日は家に英語を習いに来ていた中学3年生の最後の日だった。一人は中学校3年間、もう一人は小学校5年生の時からだから5年間、ここ通ってきたことになる。無事に志望の高校へ送り出すことができる安堵感と、もう来週からこの子たちが来なくなるという寂しさの両方がある。
今日は中2の子2人もいっしょに最後のクラスをした。中2の英語の教科書にトラップファミリーの読み物があるが、子どもたちはトラップファミリーをモデルにしたミュージカル映画「サウンド オブ ミュージック」を見たことがないというので、今日はDVDでこの映画の鑑賞会をした。事前に映画の中に出で歌われる歌を4曲選び読み、意味を考えあうという授業をしておいた。私はもう何度もこの映画を見ているが見るたびに新鮮な感動がある。そして最近の映画に比べるととても分りやすくきれいな英語だと思う。
途中でピザをスパゲティーの夕食をし、続きをみる。中3の子たちへのプレゼントに今年はマガジンハウスから出ている「世界がもし100人の村だったら」を選んだ。英語の教材に使いたかったのだが、後半は高校入試にフォーカスしていたのでこれを取り上げる時間が持てなかった。残念だった。 彼らが自分で読んでくれるとうれしい。今はピンとこなくても、この本のことが心のすみにでも残ってくれたらうれしい。いろんな意味でこの1年に起きた出来事を思い出させてくれる本になるだろうから。
プレゼント用にこの本を何冊か求めたのに、自分の分はPCに入っているからと買わないでいたら、しばらく音信が途絶えていた故郷の知人からこの本が送られてきた。なんだかうれしくなって、明日会うことになっている団栗さんとマオさんにもこの本を差し上げようと思った。
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