たりたの日記
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このところヨガの日は8時40分ごろに家を出て会場まで20分の道のりを早足で歩く。誰も歩いていない草地の横を歩く時などには発声練習をしながら歩く。ヨガは10時からだが、ヨガをやるリハーサル室は9時から使えるので、50分間みっちり発声と歌の練習をする。6月のミュージカルの練習が中心だ。壁が鏡になっているので猫の動きを様々にやってみたり、かってな振り付けで踊ったりもする。
ヨガの方は長くやっているものの少しも身体が柔らかくならないが深い呼吸とともに身体を動かすのはほんとうに気持ちが良い。運動というよりは身体の瞑想という感じがする。ヨガの合間のシャバッサナ(死体のポーズ)の時はわずか10分かそこらなのに熟睡してしまう。毎回眠らないようにがんばるのだが気がついたら眠っている。イビキだってかいているかもしれない。
ヨガの後、みなさんが帰った後で20分ほどまた歌い、歩いて帰る。なんて健康的だろう。さて朝は何もしないで出てきているので昼食後、掃除機などをかけ夕方のクラスの準備をする。英語学校の仕事納めは昨日だったけど、家での久ラスは冬休み中もある。今日は恒例のクリスマス会だ。といっても4人とももう中学生なのでケーキを食べ英語のゲームをしてクリスマスのプレゼントをもらって帰るというだけのものだが。今年は クリスマスのキャンディーや小物の他にA CHILD'S CALENDARという絵本をプレゼントにした。1月から12月までその月を詠った12の詩でできている絵本だ。詩は韻を踏ませるために、けっこう難しい英単語や言い回しが使われている。
この本の最後にある4行づつ6連からなるDecemberという詩を紙に書き写し、一行づつばらばらに切り離し、2人組みになって詩に組み合わせるというゲームをした。 2行目と4行目が韻を踏んでいるというのがヒントだ。しばらく考えさせた後に詩を日本語に訳したものを次なるヒントとして渡す。並び終えた詩を詩のリズムで読んだりラップ風に読んだりする。このゲームは私としては大満足だったが彼らにとっては「お勉強」の域を出ていない。その後にやったscrabbleという英単語を綴っていくボードゲームはポイントがついて勝ち負けがあるので思わず盛り上がり、予定の時間を30分オーバーしたところでやっとお開きとなる。
中間テストや期末テストの英語よりもこういう活動の方がずっと英語と仲良くなれると思うのだが、これではテストの点は良くならない。昔に比べ教科書は会話が中心になってはいるがテストの形態が昔のままなので、勉強方法は昔のまま、構文や単語の暗記が中心になる。でもこんな勉強法では英語を自分の言葉として引き寄せることはできにと思う。中学生の久ラスにはジレンマを感じるばかりだ。
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