たりたの日記
DiaryINDEXpastwill


2001年11月13日(火) 次男の誕生日

どういうわけか、ここのところずっと、朝家族が出かけたらマックの前に座り、何か一仕事終わるとまた開き、外から帰ってくるとまずマックを開く。
夫も隣の部屋で同じようなことをやっているのでそちらからの文句はないが、子ども達が愛情不足(?)を感じているのではないかと時々気になる。
夕べもつい夜更かししてしまい。次男の誕生日のケーキのことを思い出したのは夜の1時過ぎだった。今から焼くとなると睡眠不足で明日の仕事にさしつかえるのでケーキはあきらめて寝ることにした。

ケーキのことは忘れていたというよりそもそも計画の中に入れていなかったのだ。バースデイのお祝は夕方の8時に4人で大宮駅に集合し、いっしょに食事に行くことになっていた。プレゼントはこの前の旅行でアウトレットに寄った時エディーバウアーのバックパックとトレーナーを買ったし、夫は財布を見つけることになっているし、今年からバイト料を手にするようになった兄はかなり奮発する模様だし、両方のおじいちゃん、おばあちゃんからはお祝の手紙とおこづかいが昨日の内に郵便で届ているしで、今年は例年より用意周到だったくらいだ。しかし、ケーキのことは抜けていた。そのことに気づいたのは次男が朝家を出た後だった。何となく機嫌が悪いような気がしたが、朝渡した私のプレゼントが気に入らなかったせいかしらと思っていたら夫がケーキがなかったせいじゃないのという。

いつも子どもの誕生日は少しも用意周到ではなく、また家族が夕食に揃うこともないので、前の日にケーキを買ってきたり、ブラウニーミックスを使って焼いたケーキにクリームで飾りつけをしたものを朝食テーブルに飾り、みんなが出かける前にお祝をすますという調子だった。プレゼントもお年玉のように前の晩、お金をお祝袋に入れたものを用意し、朝の食事の時に渡していた。
私としては泥縄もいいところの誕生祝いだったが、本人とすれば毎年やってきた誕生日の朝の行事を意識しないまでも何となく期待していたのかもしれない。
今朝は夫も長男もまだベッドの中、私はおめでとうとプレゼントだけ渡して、15分の内に家を出る次男に朝食のハムサンドを当てがい、弁当も詰め、ただばたばたと忙しく送り出したのだった。
そうか、朝のケーキか。言われてみればそんな気もする。
長男が大学生になって、大人の仲間に入ったので、下の子もまとめて大人にしてしまおうというところがどこかにある。

ともあれ、今日は久し振りに家族揃って外で食事をすることができた。賑やかにしゃべりまくり、食べまくるティーンエイジャーとのパーティーもたまにはいいもんだと思った。
やれやれ、調子が悪いマックをまだ修理にもださず、だましだまし使いながらもうすぐ今日が終わるという時間帯だ。そしてこんな時間になって、「あっ、ケーキがなかった。」と思い出した。今日は満腹過ぎて、ケーキを買おうなどという頭が全く働かなかった。そういえば、私がメールのチェックしている時に長男がケーキのことを何か言っていたなと思いだした。日記を途中にして、こういう時のために買い置きしてあるブラウニ−ミックスをボールにあけ、卵と油と水を加えて混ぜ、オーブンに入れる。クリームは早起きしてコンビニから買ってこよう。

くんくん、チョコレートの甘い匂いがしてきた。「チン!」
どれどれ焼けたようだ。
なんとかケーキは間に合ったけれど、睡眠不足はどうしようかな。


たりたくみ |MAILHomePage

My追加