たりたの日記
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2001年10月01日(月) 励まされること

この日の掲示板に書いたことを
この日記にとどめておくことにしよう。
深く心を動かされたことも、時間とともに
また日常の些末なことに紛れて色あせてしまう。
そのためには、書きとどめたり、繰り返し思い返したりする
必要がある。
日記は公開することで、そういう自分を外に出す訳だから、
そこに語った者としての責任のようなものも伴ってくる。
だから、書くことが書くことだけに留まらず、
ひとつの行動のような色を帯びる。
実際の行動とは程遠くはあるが。


励まされること 投稿者:たりた  投稿日:10月 1日(月)12時14分09秒

CHNCEのグループメーを通じて、 中村哲医師とペシャワール会 
    http://www1.mesh.ne.jp/~peshawar/index.html
のことを知りました。
アフガニスタンで医療に従事しているドクターの活動やテロ事件後のアフガニスタンの状況が伝えられています。もう長いあいだ、捨てられた人々の命を守るために働いていきたその行為をほんとに貴く思うとともに、こういう活動に対し 心も目も開かれていなかった自分を恥じ入ります。

また、海外からのメッセージにUPしましたが、ペンタゴンの爆撃で御主人を亡くされた方が平和を祈ってそのために働いてきた御主人の死を、罪のない殺戮をもたらす報復のために利用しないでほしいという切実な願いを読み泣けました。御主人を亡くされた痛みを乗り 越えて世界の平和を訴えている言葉に涙がでました。

先程、テレビでNYの人達の様子が伝えられていましたが、パレスチナ系アメリカ人のサポートセンターの働きが伝えられ、不安で、外出できないパレスチナ系アメリカ人のために、エスコートのボランティアがなされていること、また、パレスチナ系アメリカ人が平和を願う行進を始めたところ、パレスチナ系アメリカ人ではないニューヨーカー達が列に加わり5000人の人々が民俗を越えて共に歩いたことが報道されていました。

こういう人の動きこそ心を動かされます。エネルギーをもらえます。
日記にも書きましたが、あれほどの破壊や混乱の中から、静かなけれども力強い思いが起ってきていることに励まされます。


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