たりたの日記
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この日は上智大のキャンパス内にある、聖三木図書館に行く予定で一月前からカレンダーに書き込んでいたのに、行くことを取り止める。久々に体調が悪い。風邪の兆し。 図書館には電話で延長を申し込む。 返そうとバッグに入れていた本を取り出すと1冊途中まで読んでそのままになっている本があることに気が付いた。 「魂との対話」原題はTalking with Nature。著者はマイケル・J・ローズ オーストリアの作家だ。原題の示す通り、彼はある時から、植物と話しができるようになった。 しかし、これはファンタジーではない。ノンフィクションなのだ。 おおよそ、人が信じることができないことを前に彼は苦しんだ。 誰も信じてくれないことを書いて世に出すことを恐れた。その思いが伝わってくるから、私はそれはほんとうなのだろうと読みすすめていった。 不思議な体験だった。 そして私は、すでに植物からさまざまに支えられてきた私は やっぱりそうかという思いに至ったのだった。
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