たりたの日記
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2001年08月27日(月) かたつむりの誕生日

今日祐子さんが掲示板に、幼稚園の時の自分しるしがピンクのチューリップだったと書き込んでいらして、私はその昔、うちの子どもたちの洋服やリュックに刺繍した「しるし」のことを思い出した。長男はとんぼで、次男はかたつむりだった。そのキャラクターは何となく決めたものだったのに、日を追うごろに、そのキャラクターに似てくるので、あのしるしのせいで、よけいに彼らの性格がそれっぽくなっているのではないかしらと本気で心配したりもした。

長男が幼稚園の年長で、次男が年少の時、幼稚園で子どもたちが描いた絵を見ながら先生と話す機会があり、子どもたちの描いた絵が床いっぱいに並べられた。次男の絵はなんとも不思議な絵で、画面いっぱいカタツムリらしいものがいっぱい描かれていて、どのカタツムリの上にも×記しがついた丸や四角のものが乗っているのである。絵の下の方に先生が鉛筆で書いてくださっているタイトルは「かたつむりの誕生日」とあった。そのタイトルを見て、絵の中味がやっと分かり、おかしくって笑ってしまった。

つい何日か前のこと、長男の誕生日に、お友達をたくさんよんで、誕生日会をやったのだった。おにいちゃんはお友達からたくさんプレゼントをもらったのに、自分は何ももらわなかった。なんでも同じようもらってきた次男にとって、おにいちゃんの誕生日はとてもつらい試練だったのかもしれない。そこでかたつむりの誕生日である。たくさんのかたつむりが背中にしょっている×記しをつけたものは、リボンをかけたプレゼントなのだ。当然カタツムリは自分の分身。無意識でか意識してかは知らないけれど、かたつむりにたくさんのプレゼントを描いてあげることで、自分を慰めたのだと分かった。

くやしくて泣きわめいたり、我が儘をいったりしないで、こういう絵を描くところが、いかにもかたつむりの次男らしいと思った。
あれから13年たっても、とんぼはやはりとんぼで、こちらと思えばまたあちら、捕まるものかと飛び回り、かたつむりはかたつむり、家がいちばん落ち着くと部活が終わるとどこへも寄らずにさっさと帰ってきてはごろごろしている。

そんなかたつむりだが、先日バスケットボールの試合を初めて見たら、まるで鬼のような形相でボールをにらみ、かっこよくシュートを決めていた。さて、明日は大会。早起きして、電車とバスに乗って、見に行くぞ。しばらくはかたつむりの「おっかけ」をしようと思っている。


たりたくみ |MAILHomePage

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