たりたの日記
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「かみさまへのてがみ」という絵本がある。アメリカの子ども達が神様へ宛てて書いた手紙集Children's Letter to Godを子ども達の書いた文をそのままに載せた上で、谷川俊太郎氏の翻訳と、葉祥明氏のイラストがほどこされているものだ。その後、「かみさまへのあたらしいてがみ」「かみさまへのてがみもっと」と3冊になってサンリオから出版されている。
Dear God, My name is Robert. I want a baby brother. My mother said to ask my father. My father said to ask you. Do you think you do it? Good Luck, Robert ロバートくんは弟がほしいと神様へ手紙を書いた。 「あなた、できそう?がんばってみてね」というニュアンスがおもしろい。 こんな子どもたちの手紙を読んでいると、「かみさま」との距離が驚くほど近くて驚いてしまう。そして、そうなのかと教えてもらうのである。
明日からの2日間の教会学校のキャンプのテーマは「かみさまへのてがみ」 祈りということを学ぼうとしている。 オープニングではスタッフが即興で、それぞれ、祈りの場面を演じる。 グループごとの活動では「かもさまのてがみ」を読んで感想を言い合い、 自分でもかみさまへの手紙を書いてみる。みんなの手紙を模造紙に貼ってひとつの作品にする。絵もかく。手紙をかく紙はマーブリングで染めつける。 スタッフのひとりが作ったテーマソング「かみさまへのてがみ」を歌い、翌日の礼拝でみなさんに聞いてもらうことになっている。 さて、どんなキャンプになるだろう。 私もかみさまへ手紙を書いて寝るとしよう。
愛する神さま いよいよキャンプが明日になりました。 ちょっとどきどきしています。 今度のキャンプの参加者は英語学校に通ってきているこどもたちばかりで あなたのことをまだ知りません。 いえ、知っているんです、きっと。でもそのことに気が付いていないかも知れません。 神さま、あなたがそこにいてくださるといいなあ。 はじめからおわりまで。 こどもたちにはきっとあなたに出会うでしょう。 小さい頃、ちゃんとわたしがあなたをみつけたように。 神さま、どうぞ子どもたちのやわらかな心を大人の固さでたいくつにさせたりしないように、大人のわたしたちがまず、楽しくすごすことができるようにしてください。 そして、いろんな危険や自己から守ってくださいね。 みんながあなたといっしょにいることのうれしさをおみやげに持ってかえることができますように。 ではおやすみなさい。
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