たりたの日記
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昨日のこと高2の次男が自信たっぷりの通知表を皆に披露した。 長男は大学生だから、通知表はない。そこで、郵便受けに届く通知表を親より先に見つけて無きものにしようなどという小細工から解放され、弟に 「お前、りっぱ」などと誉めている。 けっして得意になるほどの成績ではないが、兄の時と比べれば確かにりっぱであろう。 上の子には、これで卒業できるのかとか、今度赤点取ったらサッカーはやめろなどと通知表が届く度に小言を言わねばならなかった。 次男にはすごいね、がんばったねと言う。しかし心の中では、まだまだ甘い、努力したといばれるほどではないと思っている。もともと目標設定が低めなのだ。でも「もっとがんばれるんじゃない?」なんて、彼にはけっして言ってはいけないのである。なんとなく家族の中にそういう暗黙の了解のようなものができあがっている。
子どもによって扱いが違ってくるが、これは差別やひいきというのとはちょっと違う。 その子のキャラクターに応じて、こちらの対し方が変わってくるのである。 一方は叱ってくれというサインを体が出しているから、親はそれに添うが、もう一方は何も言うなというサインを体が出しているので、言えないなとブレーキがかかるのである。でも本人達はそんなサインを出していることに気づいてはいないだろう。
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