たりたの日記
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2001年07月18日(水) 手術の日の朝

義父が手術を受ける日の朝になった。
9時に手術室に入り、手術は10時から4時まで
6時間に及ぶ大手術となる。
義母、義姉、そして夫が立ち会う。
義父の心に平安が与えられるようにと祈る。

初めて義父に会ったのは私が22歳、大学4年の冬だった。
私と夫が通っていた教会の牧師夫妻が車で5時間くらいかけて
夫の実家に連れて行ってくれたのだった。
牧師夫妻は当時付き合っていた私達のことを何かと気にかけて下さっていた。
義母にはすでに会っていたが、義父にはこの日初めて会うので、私はかなり緊張していた。
聞けば、夫は父親とはほとんど話したことがないという。家の中で絶対的権力を持っている厳しいお父さんというイメージがあった。
ところが初めて会った時、ほんとうに優しかった。目が合った瞬間に何か流れてくるものを感じた。「あなたを受け入れます」という確かなサインを
その時いただいたと確信している。

来週、次男と私で帰省する予定である。
今日の手術を無事に終え、元気になった義父に会いに行くのだ。
この手術が義父の病や痛みを取り去るものであってほしい。
そして健康を取り戻すものであってほしいと切に祈る。


たりたくみ |MAILHomePage

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