たりたの日記
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2001年05月22日(火) |
カスピ海のヨーグルト |
4月、ヨガの先生のお庭にお花見に伺った時に、カスピ海のヨーグルトというものを、少し分けていただいた。このヨーグルトに牛乳を入れて一日室内にほおって置くだけでヨーグルトになるという。生協から6パック入りのヨーグルトを買っているが、私の口にはあまり入らない。自家製のヨーグルトだとたくさん食べられるとすぐに試してみた。翌朝、立派なヨーグルトができていた。ちょっと糸を引くような、ぷるんとしたところが他のヨーグルトとは違う。酸味はそれほど強くなく、わたしは美味しいと感じた。カスピ海という名前がなにしろよい。 ところが猜疑心の強い夫と下の息子はカスピ海なんてあやしいと食べないのである。でもわたしは自然にできるヨーグルトがうれしくて、毎日作っては、ほとんどわたしひとりで食べ続けている。
今日仕事場に、仲間のタミが自分で育てた苺をたくさん使って、アイスクリームメーカーでフローズンヨーグルトを作ってくれた。クラスの合間にみんなで台所に立ったまま食べたそのフローズンヨーグルトのおいしかったこと。ハーゲンダッツをはるかに凌いでいた。 タミはわたしがヨーグルトを作っていることを知っていて、苺とレシピをくれた。彼女はわたしより15才も若いしかも外国人なのに、じょうずにねぎや春菊などを畑で作り時々分けてくれるのだ。家に帰るなりすぐに作ってみた。アイスクリームメーカーはないから、フリーザーから時々取り出してかき回すのである。その度に少しづつアイスクリームっぽくなっていく。朝、少しじゃりじゃりするけれど、おいしいフローズンヨーグルトが出来上がった。本番は今夜のデザートとういことにして、朝食の時、少し出した。息子達はよろこんで食べて、もっと食べたいという。今夜のお楽しみ!冷凍庫にふんだんの自家製フローズンヨーグルト、贅沢な気分だなあ。でも、今日はアイスクリームを食べるにはちょっと寒い。わたしがちょこちょこ味見して家族の分が少なくなってしまう危険がなくて良いかもしれない。 カスピ海のヨーグルトが家族から受け入れられてうれしい次第だ。
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