たりたの日記
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私は昔から、社交的ということだった。母はわたしがその辺のことで「しっかりしてるわね。」と、よそのおばさんからほめられたりする時、「ええ、この子はほんとに出べそで。」と、決まっていうのだった。 で、私は自分のことを社交的で、出べそといわれる人種だと思い込んで育った節がある。 でも、実際はそうでもないということが年と共に分かってきた。ひとりが好きなのだ。人の中にあると、いつの間にか本来の私が別のものにすり変わってしまうような気になる。楽しくすごすし、話しも楽しむのだが、どこかで、私はわたしのままであることができず、そのためか、疲れてしまうことがある。人に疲れるのではない。自分に疲れるのだ。 日記を書くという作業はそういう意味ではわたし向きなのかも知れない。読む人の思惑などおかまいなしに、ひとりよがりにかってに書くからである。でも ここのところ、書くことで自分に正直になる練習をしたからか、人の中でも正直なわたしでいられるのではないかという期待が出てきた。 そこで掲示板である。 やってみようと、気が変わらないうちにと朝一に手続きし、マオさんにメールでつないでくださるようお願いした。新しいことを始めるのはいつだってわくわくする。
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