日々日記
いちらんふるいあたらしい


2004年02月13日(金) 春風

最近、日中とてもあたたかな日が続いている。

日溜りにじっとしていると、ついウトウトしてしまう、そんなあたたかさ。
朝、布団の誘惑を絶ち切るのが、寒いのとは別の意味で困難になってきた。

仕事中、コンクリートの道の日溜りで休憩していると、
いつのまにかウトウトしていて、必ずといっていいほど口が開いている。
そんな間抜け顔、近所の工事現場のおじちゃんに見られてるだろうなー。。

今日の昼下がり、
とても気持ちのいい日差しがさんさんと降り注ぐ田んぼの土手で、
あの春特有の「どうしようもなく押さえがたいウキウキ気分」を体感した。

見えないけど、春は近くに来ている。

オオイヌノフグリが、ナズナが、日溜りで咲いているのを見た。
ほころんだ花を見て、わたしの顔もほころぶ。

春。春。春よこい。早くこい。

もうすぐ沈丁花が咲いて、芳しい香りを放ってくれるはず。
そうしたら黄色い花が咲く。
その次は白い花が咲く。

…話はかわって。

わたしにとって、春を迎えるときのウキウキ感は、
相思相愛になる恋愛の初期に感じる『妙に確信のあるあのウキウキ感』と
とても良く似ている。

そういう恋も、あるよね?


また話は変わって。

しょげているわたしを励まそうと、
母が会社の研修旅行でワインを買って来てくれた。

ワインは、わたしの好きなアルプスワインの赤ワイン『コンコード』だったけど
それよりもわたしは、母の気持ちがうれしかった。

お母さんありがとう。
ねいちゃん、とってもうれしかったのよ。


inu-chan