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2006年10月15日(日) 日本心理学会第70回大会におけるWSのご案内

来る11月3−5日に福岡でひらかれる日本心理学会において、以下のようなワークショップをおこないます。

私はこれまですすめてきた教育相談体制の構築について話す予定です。保坂さんからは小中連携にかかわって、第三世代活動理論のEngestromらが提唱している発達的ワークリサーチについて、秋葉先生からは演劇的手法を用いた現場での問題解決について、それぞれご発表いただける予定です。

ご興味のある方はどうぞー。

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◇協働関係をいかにデザインするか:あなたの問題、わたしの問題、それが問題

11月4日 15:30-17:30( 504+505会議室)

企画者・話題提供者 松嶋秀明(滋賀県立大学)
司会者・話題提供者 保坂裕子(兵庫県立大学)
    話題提供者 秋葉昌樹(龍谷大学)
    指定討論者 無藤 隆(白梅学園大学)
    指定討論者 川野健治(国立精神・神経センター)

非行、不登校をはじめ、学校場面ではさまざまな問題がある。この問題は、従来、心理教育の推進に代表されるように、主に子どもにどう働きかけるかという視点から論じられてきた。この視点が重要なのはいうまでもないが、他方で、「問題」とは生徒や教員をはじめとした大人がそれにどう対処するのかという意味で、大人の問題でもある。例えば、逸脱生徒を主に担当する教員と、周囲の教員との間にある深刻さのズレ、同一生徒について異なる見方が並列することは、ときに教員間に深刻な葛藤をうむ。学校内に協働性をいかに構築することができるのか、そのためにどのような理論枠組み、実践が必要なのかを考えていく必要があるだろう。そこで今回は、学校において子どものものとされる「問題」に関わってきた研究者の発表をもとに、大人の問題としての子ども問題について議論を深めていければ幸いである。
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