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2006年05月25日(木) 会話の恊働性

朝からゼミ。「対話的」「構築主義」とはなんじゃらほい。ひたすら質問紙調査のことをひきあいにだしつつ、特色を説明する。毎度のことながら、自分が教えたものを、あとでひっくりかえすことの連続。あげといて、さげる、みたいな。

関西だと「オチはないんかい」ってよく言われるよね。あれ、ダウンタウンの影響もあるんだろうが、ともかくも関西ではオチがなく続く話というのは認められない傾向にあるらしい。あるいは、僕はゆっくりしてるから、早口の同僚先生と一緒に授業をすると、しばしば発言権をとられる。「ねえ、知ってる?」とか「っていうかさ−」は、てっとり早く発言権をとれる方法だ・・というようなことを題材に、会話というのは始まりと終わりといったように、ごく基本的なことですら、聴き手と語り手の恊働なんだよというような話。

とはいえ、一部で言われているほどに質問紙調査とインタビューは相容れないものではないし、調査するということにおいては共通する部分が多いわけだから、別に逆のことを教えているというふうに思うことはない。

その後、健康診断。ひるから今日は、非常勤がやすみだったのでテープ起こしとか。


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