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| 2005年10月21日(金) |
子どもを食べたことのない子ども |
書類書きなど。午後から学生相談。
学生相談は赴任した年からやっているのだが、今日でようやく2年間の任期が終わった。ということで、今日はM先生とともに学長先生にお会いした。そして・・・
あらためて2年間の「学生相談」を任命されました。 なんだ、結局やるのか(好きでやってるからいいのですが)。
そういえばスペインにいく機内で寒さにこごえつつNHKブックスの『国家と犠牲』高橋哲哉(著)を読んだ。
靖国参拝に関して、しばしば登場する「国家のための尊い犠牲に対して」というレトリックが、いつごろから登場し、どのような歴史性をそなえているのかが詳しく述べられている。
「犠牲」の論理は、国家が軍をもつことに不可避的についてまわるものであるということ、私たちはそうした「犠牲の論理」の外側には決してでることはできないということ、しかし、その外側にでることを欲望することなしに、責任ある決定というものも不可能であるという著者の認識が最後に示されている。
なにものでもない立場から反戦を叫ぶのではなく、自らもまた戦争に加担する社会のなかにいるという立場を自覚して、その内側にとどまって戦争の問題に関わっていくというのが印象的。
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