I create you to control me
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| 2005年10月19日(水) |
怒っても無駄よ(「女王の教室」風) |
今日も授業のあいまに書類書き。
ときおり嫌になってwebニュースなどみていると、どうやら臨床心理士の試験に出題ミスがあったらしい。で、受験生はお怒りとのこと。まあそら、怒るわな。正当な怒りです。
でも、あの試験は知識というよりも、むしろ、苦行に耐える力とか、攻撃性をマイルドにだす力を測っているような気がしてならん(前にも書いたような、、)。
知りあいの受験生君によると、会場となった東京ビックサイトでは、上から3000名の受験者を見下ろすような観覧席があるそうで、そこから実行委員の先生方がみているらしい。もしかしたら出題ミスへの対処の仕方もそこから採点されてたりしてねw。
他罰的になって、実施者側に「どうしてくれるんだ」とアサーティブに怒りをぶつける対処方略がいいのか。それとも、アクシデントに対応できなかった自分を責めるのがいいのか。まあ、どっちもどっちだな(何かいてんだ?>俺)。
もうこうなると、東京ビックサイトもちょっとしたパノプティコンです。マイケル・ホワイトは、セラピーもまた、規律・訓練の文化だと言っているのだが、最後に引用しておきましょう。
専門家の規律・訓練文化に入っていくとき、人は、知識として重要なものの変化に直面する。規律・訓練文化は、特別に高度に専門化された公式な知識を生産し、諸個人の人生表現を分析するためのシステムを構成する。 (中略) この文化においては、もっとも人気がありもっともローカルな「素人」コミュニティの言説に関連した、世界を知る方法は、周辺化されており、しばしば、不合理で、民間的で素朴だと範疇化され、(たいていは) 脱資格化されている。このような別の知る方法、つまり人々の日常生活における親密なコミュニティや直接的文脈のなかで創成される方法は、ほとんど、専門家の規律・訓練文化における正当な知識とされるものには数えられない。(『セラピストの人生という物語』邦訳 p.38)
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