I create you to control me
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朝はMike Cole がチェアをつとめる"Intervention Research as a Theoretical Tool of Cultural-historical Activity Theory "に参加する。Engestrom目当てに会場は一杯だったのだが、肝心の彼は所要でキャンセルになって不在。
ともかくセッションでは、アクションリサーチを実践している研究者がそれを発表していた。なかでもMary van der reitのHIV/AIDSのpreventionに関する発表はわかりやすかった。HIVがいくら恐ろしいからといって、人間の性的活動を一定に制約することは難しい。すくなくとも個人レベルでそれをするのはとても難しいだろう。煙草をすわなくなったのが、長い間にわたる公共的な合意の成果であるように、集合的にそれに働きかけることが必要になる。
ただ、そこでも昨日からの関心でいえば、「具体的に入っていってこんなよい変化が起きました」的な報告はそれはそれでいいのだが、もうちょっと具体的になにが起こっているのかを知りたいという不満はのこった。もちろん、それは求め過ぎなのかもしれないけれども、集合的に変わっていかなければいけないと強調するのはもちろん大事なことだけど、だからといって個人的には犠牲者が増えていくのは仕方がないというのとはちょっと違うのではないかと思った次第。
夜はこれまた学会のツアーでアルカサール宮殿を見学。その後、昔、煙草工場だったというセビリア大学の講堂のようなところにいってパーティーが開かれる。その場で2日目のyoung scholor meetingで出会った4人と再びあう。で、誘われて食事にいく。アメリカの高校で日本語をならったという人や、夫が日本語を勉強しているという人だけあって、日本のことにとても興味を示してくれる。日本のマンガもアメリカではずいぶん人気があることがわかった。あいにくドラえもんはやっていないらしいのだが、"ruroh-ni-kenshin"やtakahashi rumikoがでてきたのにはびっくりしたし、"Cromartie highschool"の名前がでたのは爆笑であった。
サービス精神をしめしてくれたというか、アメリカ人からみたらアジア人には親切にするのが美徳とされるようなところもあるのだろうが、まあ、そういうことをいうとnegativeになってしまうのでとりあえずよしておこう。ともかくとても楽しい時間を過ごすことができた。そして、ブラジルにいった時はこのような若い人はあまりいなかったことを前に書いたが、大学院生の時にこのような人たちと出会えていたらもっと楽しかっただろうかとふと思ったのでした。
ああ、そうそう。それにしても世界は狭い。UCLAから来たというジョゼフは、僕の大学名をみて、君の大学からはhiroなんとかという人、えー、ジェスチャー分析と、マンガに詳しい人が来ていたよというではないか。おお、それは私のcolleagueですよ。ジェスチャー分析とマンガが並列して語られるのがまたすごいですよね。
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hideaki
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