2001年04月28日(土) |
バトル・ロワイアル(特別編) |
渋谷 東映
私は戦争論者ではないけれど常々思っていることがある。 人間にとって「争う」ということはとっても自然な行為なのではないか? 確かに「戦争」は無駄に人が死んだりして辛くて悲しいこと。 だけど、そうすることによって人間社会は発達してきた。 今この日本はもしかして不健全な世の中なのではなかろーか?
だからといって戦争が起こっても困るけどね。
観る前・・・というか映画中盤までは 子供版「仁義なき戦い」なのかと思いきや、やはりそこには仁義が存在していたのであります。 あー、こんなに糖衣されたお話だったのね。 とガッカリしてみたら糖衣部分は「特別編」におけるサービスだったのだぁ。 蛇足じゃないのか? あー、特別編を観るんじゃなかったぜ・・・。
生徒役のほとんどが児童劇団演劇なもんで全然リアルじゃないので 人がバカバカ死んでも「わー、すげー殺され方っ」って思うくらい。 あれ、もちっとリアルな演技だったら吐き気もよおしたと思うけど。 てゆーかさ、なんか国会議員はあれ観てマジで文句言ってたのか? 買収されて宣伝パフォーマンスしてたんじゃないのかぁ?
深作欣司はそーとーな曲者なんじゃなかろか?
今、原作読んでるんだけど教師役はやっぱ武田鉄也がよかったなぁ。 そしたらきっとこんなに映画ヒットしてなかったろうな。
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