男は・・・ - 2005年02月09日(水) 昨日「あやまる」という話を書きましたが、 そういえば先日こんなことがありました。 …いや、これはヨタ話ですから… 私がほとんど毎日昼休みに通っているコーヒー・ショップ。 ちょっと隠れ家的なところにあって、同僚もまず来ないので 私は落ち着いて読書ができる。 隠れ家的、という割には中は広々としていて天井も高く、 白が基調の内装でとってもオープンな雰囲気。 そしてコーヒー代が安い、というのが肝心なトコ(^^) 私はコーヒーも飲み終わり、本も(今は森鴎外の「雁」を読んでいます。)ひと段落、 さあ帰ろう、とすると レジ・カウンターで若い女の子が3人、ハタチそこそこくらいかな? とっても楽しそうにはしゃいでる。 よっぽどオフィスで愉快な、笑えることがあったんだろうな〜、 と想像できるくらい盛り上がっていました。 そこへスーッと自動ドアが開き、と〜〜ってもシブくてダンディな感じの そう、40代半ばくらいの男性が入ってきました。 彼はロングコートのポケットに手を突っ込み、 レジの前で彼に気づかず、通路をふさいで盛り上がる3人の女の子の後ろを さらりと何気なく(私はナゼかじっくり観察していたのですが、その仕草がとても大人な男でした。)通ろうとした瞬間。 「そんでさぁ〜あ、ヤ〜ダ!」みたいな言葉を発し、体を折り曲げた女の子の おしりが、そのダンディ男を軽く突き飛ばしてしまったのです。 女の子「ごめんなさい、ごめんなさい。ホントにすみません!」 男「いや、たいしたことないです。いいよいいよ。」 またその何事もなかったかのような受け答えの様子がシブイ。声もシブイ。 女の子たちは「うわ〜、はずかしい〜。やっばーい。」と真っ赤になってました。 それからダンディ男はそのまま席をとりに、私のいるあたりへと直進してきたのですが、 あっ、そのシブイ顔がみるみるニヤケていく… CGでメタモルフォーゼする如く別人のように崩れ、 さっきまでのシブイ顔が跡形もなく、鼻の下がノビたその表情。 私も思わず笑いましたね。 いやいや、それでこそ男(?) 『フィガロの結婚』のアルマヴィーヴァ伯爵を引き合いに出すまでもなく、 「男はみんなこうしたもの」(><) ...
|
|