2017年04月09日(日)
一昨日、映画「標的の島」を見た。
これ、沖縄の基地問題、辺野古や宮古島のことを撮ったドキュメンタリー。
えっ? そういうの、苦手?
うん、わかるわかる。
ツイッターで友達ともDMしあっていたんだがw そういう映画って、ややもすると暗くて説教くさくてつまらなくて、まったく伝わらない。
飽きてしまい、私なんて、途中で帰っちゃうこと請け合い。
だいたい、もともと、野本さん(阿佐ヶ谷フレンド)が、チケットくれて、見て、見てというので行ったというような感じなのだし、私なんて。。。
でも、見てよかった。
面白かった。
そう、映画「標的の島」って、何より面白いのがすごい。
重いテーマなのに、面白いんだ!!!
音楽や祭をうまく織り込んで伝えていて、それがなんというか、人々の息吹、島の空気、熱、体温みたいのを伝えてくれ、逆にそれゆえに問題がズシリと実感をともなって感じられる。
ただ、沖縄、基地、大変大変大変、大問題大問題、っていうのではなく、エンターテイメントとして、映画として、面白く、伝えてくれている。
共感できる。
入り込める。
うん、うん、うなづける。
で、うなづいて何する、ってないんだけど、辺野古に座り込みも行けないんだけど、こうして「標的の島」を見ようよ、面白いよ、そして沖縄の人たちがどうしてあんなにみんな必死になるかがようやく、なるほどねって思えるよって伝えることができるようになったという気がする。
「標的の島」、これは観ることで沖縄のことを考える、いっしょに寄り添うことができる映画だと思う。
沖縄に後ろめたさを感じながらも、何もできないでいる私たちにとって、これは観ることで、その後ろめたさを少し削減させてくれるというか。まぁ、そんな都合のいいものじゃないけど。
でも、知ることって大切。
そして知るのにこれは最適。
東中野でやってる。4月中かなりずっとやってる。
地方もあちこちで随時公開してる。
見に行きましょう。
誘い合って。
映画を作った三上智恵さん、ごくごくフツーな感じの女性。話がしてみたくなる人だなぁ。
追記:ところで、↓おすもうさんは義理堅い、と書いたけど。
その後、峰崎部屋のおかみさんからも、お祝いを頂いてしまった!!! なんと!!! もう〜〜〜。なんて、なんて、なんて、相撲界はみなさん義理堅い!!!! ああうううう。涙涙。なんか、しかも、封筒開けたら、びんづけ油の匂いがして、いや〜〜ん、これは荒鷲さまのびんづけよ〜とか、勝手に思ってるw