あおい世界
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2025年02月25日(火) |
本■コーダとシングルときょうだい。 |
図書館の棚から3冊チョイス。 五十嵐大さんの 『「コーダ」のぼくが見る世界』 は、 〜聴こえない親のもとに生まれて〜というサブタイトルが付いています。 元々は映画 が良かったので、 原作である五十嵐さんのエッセイを読んだのが初めで、 もっと知りたいという想いから選びました。 エッセイというより実用書とか解説本みたいな感じで、 改めてコーダについて考えさせられましたし、 何も知らなかった時よりは、 ほんの少しだけ理解できたような気がします。 これからもいろんな人たちがいるんだ、 ということに向き合わなければと思わされました。
次に 『「選択的シングル」の時代』。 サブタイトルは〜30カ国以上のデータが示す「結婚神話」の真実と「新しい生き方」〜。 著書はエルヤキム・キスレフというコロンビア大出身・気鋭の社会学者。 結婚が当たり前の時代はもう終わっています。 シングルにもいろいろあって、未婚、離婚、死別などあるし、 結婚していなくてもパートナーがいる事実婚だったり、 同性婚だったりと多種多様になっていますが、 いずれ早かれ遅かれ一人になる時がくるわけで、 そこに子供が居るか居ないかにもよりますが、 シングルという立場を前向きに捉えましょう的な内容でした。 あたしにも大きく頷ける部分があったし、 今後、結婚しないかもしれない若者も悲観しなくて良いと思えました。 要は自分の考え方次第、捉え方次第。
最後に 『ふがいないきょうだいに困ってる』。 サブタイトルは〜「距離を置きたい」「縁を切りたい」家族の悩み〜で、 著書は吉田潮さん。 ほとんどが、どんなふがいないきょうだいがいるかという事例。 解決策や、法的なアドバイスなどがもっと書かれていたら良かったな。 事例だけを淡々と読んでいると、暗い気持ちになってしまって、 時々それを払しょくするようなことが書かれていればよかったな。 とはいえ、こんなにふがいないきょうだいに困っている人がいるんだなと、 自分だけではないんだなと改めて驚き。
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