あおい世界
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中江裕司監督による 『土を喰らう十二ヵ月』。 以前映画化されたもののノベライズ。 脚本をもとに小説化したもので、 映画では沢田研二と松たかこの雰囲気が良く、 素朴な素材の料理が美味しそうでした。 二十四節気の中から十六の章に分けてあり、 読みやすく、季節を感じやすかったです。
続けて水上勉さんの 『土を喰う日々−わが精進十二ヵ月−』。 こちらは映画の原案になったもので、 40年以上前に出版されたものです。 映画に取り入れられた部分がよく分かりました。 京都の禅寺で精進料理の作り方を教わった体験を得て、 書かれたものでありますが、 本来は社会派推理小説や歴史小説を書いていたようです。
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