あおい世界
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2021年08月04日(水) |
本■カルテットとロック。 |
また予約本の順番がこないので、 久しぶりに図書館の棚を物色。 タイトルだけで選んだのは、 鬼塚忠さんの 『カルテット!』。 両親、姉と弟という4人家族の心が離れている中、 弟の提案で、家族でカルテット(四重奏)に挑むうち、 離れていた心が寄り添い合えるようになる様が描かれていました。 そんなにうまくいくとは思えないと思いつつ、 そんな風に和解できたら素晴らしいねと思える内容でした。 家族ってちょっとしたことでぎくしゃくしちゃうけど、 また寄り添い合える絆を感じました。
次も棚から角田光代さんの 『ロック母』。 タイトル名を含む7つの短編集でした。 全体的に陰鬱な描写が多かった印象。 会社の昼食時に読むには、不潔な場面も多く、 途中、うんざりすることもありました。 でもこれ、川端康成文学賞の受賞作品なので、 あたしの読解力の問題か、 単なる好みの問題かでしょうね。 人の綺麗な部分だけを描くのが正解とは思いませんが、 あたしには向いていなかったのでしょうね。
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