あおい世界
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村上春樹さんの新作 『女のいない男たち』 を読みました。 タイトル同名含む6話の短編集でしたが、 村上氏の短編集って珍しいような気がします。 長編作者っていうイメージですからね。 内容は…まぁまぁかな。 こぅいぅ男女がいるかなーって不思議過ぎて…。 全体的に、男性が女性に去られることが前提で、 男性の方がデリケートで、傷付き、悩み、 最終的にはどうしようもないという感じ。 主眼が男性だから仕方ないけれど。 話題なので読んでみたけど、印象は薄い。
次に、バチスタシリーズの最終刊と言われている、 海堂尊さんの 『カレイドスコープの箱庭』。 いつものトリー(白鳥)とグッチ(田口)のコンビにより、 事件を解決していく内容で、 最終刊の割には地味な事件でしたが、 今までバチスタシリーズに出てきた医師などが、 何人か登場したりして面白かった。 しかしあたしが気になって仕方なかったのは、 技師長の名前が饗場なのか饗庭なのかってこと。 6ページの間に饗場15、饗庭10、 その後のページでも混載してあって、 どっちなのよーってくらいの印字ミスですよー。 一文字ぐらいなら時々見つけますけど、 こんなに大体に何箇所もっていうのは初めて。 最終刊らしいと言えば、 50ページほどに亘り、海堂シリーズのまとめが載っていました。 バチスタシリーズ以外も含め、年表や、相関図、言語の意味などなど。 この部分はコピーしたいと思うほど。 だって、もぅほとんど訳わからなくなる部分もあるほど大きな世界になってますもの。
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