あおい世界
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2018年03月01日(木) |
桜の歯−105(手術)。 |
昨日は午後休をいただき、病院へ。 麻酔科の医師は何時になるか分からないとのことで、 説明を受けられたのは午後3時。 早く終わればまた会社に行くつもりでしたが諦めました。 桜と院内のコンビニでシュークリームを買い、部屋で一緒に食べ、 夜の分としてチョコドーナツも買ってあげました。 当分この手のスイーツもお預けです。 普通の食事は夕食までで、あとは翌朝まで指定された水分のみ。 本当の気持ちは分かりませんが、昨夜はぐっすり眠れたそうですし、 まだ緊張している感じはありませんでした。
そしていよいよ本日は手術なので、 会社はお休みをいただき、朝8時に病院へ。 さすがに昨夜はあまり眠れなかったようです。 9時前に歩いて手術室へ。
手術室には同じくらいの女の子がいて、術内に入るのを見送った後、 その女の子のお母さんとドトールでお話して過ごしました。 その子は肺気胸の手術だそうです。 お子さんは大学に通うのに仙台に居るそうですが、 実家は青森で、お母さんはそちらからいらしたとのこと。 1時間、そのお母さんと時間を過ごせたので、 待っている間の不安を少し解消できました。
手術は2時間半くらいと言われていたので、 2時間を過ぎたころに病室で待っていましたが、 実際に戻ってきたのは3時間過ぎ。 でも手術自体は順調に予定通り終わったそうです。
もっともーっと腫れるかと思っていましたが、そうでもなく、 今からかもしれないそうで、両頬はサポーターで抑え、 保冷剤を当てられていました。 他には人工呼吸器、鼻から胃へのチューブ、 口から血液を出すチューブが2本、手の甲から点滴、 尿管と、ふくらはぎを圧迫させる機械が付けられていました。
少しずつ意識がしっかりしていき、 人工呼吸器は午後3時頃に外され、鎮痛剤の点滴を投与。 だんだん吐き気が強くなるものの、出るものもないのですが、 鼻から胃へのチューブにより、 看護師が血まみれの胃液を吸い取ってくれると少し楽になるようでしたが、 すぐさま、また気持ち悪くなるというのを繰り返し、 背中の痛みも訴え始めたので、擦ったりなでたりしてあげました。 当初は泊まる予定ではありませんでしたが、 あまりにも辛そうなので、泊まった方がいいかと桜に聞くと、 首を横に振りつつ心細そうなので、思い切って泊まることにしました。 最初は我慢していたのでしょうけど、 珍しくめそめそと涙を流したりしていたのでね。 あたしが泊まっても何もしてあげられませんが、 居るだけでもいいならと、甘えさせてあげることにしました。
その後、また痛みを訴えたので、夕方5時頃に違う痛み止めを投与。 鼻チューブを外せば吐き気が治まるかもと医師が抜いてくれましたが、 その後も吐き気は止まらず、 夜8時頃、嘔吐止め、その後に抗生剤を投与。 やっと吐き気から解放され、痛み止めも効いてきて、 うつらうつらと眠れるようになりました。 夜中0時にはふくらはぎの装置も外され、足も軽くなったみたいです。
あたしは簡易ベッドを入れてもらい、桜の隣りで寝たものの、 看護師が来たり、桜が動くたび、細切れでしたけど多少は眠れました。
実家の母が自宅に泊まりに行ってくれたので、桃のことは安心でした。 桃は食事、後片付け、洗濯物の整理、明朝のゴミ処理など、 甲斐甲斐しく動いてくれたみたいで頼もしい限りでした。 さて明日はどうなるかな。
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