あおい世界
DiaryINDEX|past|will
せつない思い出部分は、文章にすることができずにいましたが、 昨年の9月以来に元夫のことを綴ります。。。
元夫と付き合いはじめて半年が過ぎた、ある秋の日。 あたしは右脇の後ろ部分が痛み、高熱を出して入院しました。 病名は、急性腎盂炎。 元夫は通院・入院・お見舞い・退院と甲斐甲斐しくお伴してくれましたが、 違う一面を知るきっかけにもなりました。
毎日、電話をくれていた元夫が、 入院しているあたしへは電話をすることができずにいたので、 動けるようになったあたしが、公衆電話から掛けることが何度か続きました。 ある日の電話はこんな感じ。
無理して(病院に)来なくていいよ。
行くなって言うなら行かない! じゃぁっ!! (がちゃん)
当時、接客業をしていた元夫は、 新店舗の副店長として忙しい毎日を送っているのだろうと、 気を利かせたつもりのあたしの台詞に、逆の反応を見せたのです。
初めて知った元夫の鋭利な面でした。 ただただ悲しくなったあたしが、泣きながらベッドにもぐっていると、 数分後、看護婦さんがあたし宛ての電話が来たことを教えてくれました。
元夫は、さっきの言動をすぐ謝ってきたのです。 そのときは、疲れているのだろうぐらいにしか思いませんでしたけど、 今思えば、既にお金に踊らされて情緒不安定になっていたのかもしれません。 離れて暮らしていれば、いくらでも体裁を繕うことはできたのでしょう。 気持ちに余裕のあるときに電話をするとか、会うとか。。。。という風に。
今思えば。。。今思えば。。。。 元夫に関しては、そう思うことばかりです。
元夫はこの後も、時々、鋭利な面を見せるようになりました。 それは、時にはどん底に落ちていくように、時には誰をも寄せ付けないように、 そして時には、幼い子供が泣きじゃくるかのように。。。。
優しくて明るくて、頑張る意欲を持っている部分だけを信じたかったあたしは、 他の面を見せ付けられても、離れようという気持ちにはなれなかったのです。
検索WORD = ♯〕
|