あおい世界
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2017年11月08日(水) |
天童の美術館めぐり。 |
先日の日曜日、母と行った天童へのドライブ。 改めて美術館のことを記したいと思います。 一番の目的は広重美術館でしたが、 すぐ近くの天童市美術館にも寄ることにしていました。 当日、天童に行ってみたら、 出羽桜美術館というのも近くにあることを知り、 そちらにも行くことにしたというわけ。
まず広重美術館。 こちらでは 【開館20周年記念展 天童広重】 。 浮世絵界のことは何一つ分かっていませんでしたが、 歌川広重と安藤広重は同一人物であるとか、 歌川広重は5代まで続いたとか、 ほんのちょっぴりだけ知ることもできました。 そういえば、子供の頃、 永谷園のお茶漬けにカードが封入されていたのを思い出しました。 あのころは何の魅力も感じませんでしたが、 今になって勿体ないことをしたなーって思います。
広重美術館と車で5分と離れていない場所にある天童市美術館。 こちらでは 【三六〇度の世界 松本哲男展】。 作者没後5年とのことですが60代という若さだったようです。 初期の作品は那須高原の冬山などでしたが、 その後、各国の風景を描くようになったそうです。 すべての作品が驚くほど大きい画なので、 ナイアガラの滝、アフリカやインドの滝の絵は圧巻でした。 大胆な中に、しぶきや、桜の花びらなど繊細に描かれている部分もあり、 生きていらしたら、もっとたくさんの作品を残しただろうと悔やまれます。
最後に行ったのは出羽桜美術館。 【日本画名作展】 と銘打ってはいましたが、 味わいのある古民家に、日本画だけでなく、 陶磁器、工芸品、湯呑み、急須、箪笥、お盆などなど、 たくさんの展示品があり、見どころ満載でした。 出羽桜酒造の3代目が集めたもののようです。 ついでにという思いで寄りましたが、 とても素晴らしく、逃さず良かったと思っています。 写真は真ん中の右側が広重美術館、左側が天童市美術館、 下の、母と一緒に写っているのが出羽桜美術館です。
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