あおい世界
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2014年12月05日(金) |
本■怪笑とまほろ駅前と星やどりとマスカレード。 |
東野圭吾さんの 『怪笑小説』。 先日の 『黒笑小説』 が面白かったので、 笑シリーズを極めてみようかと思いまして。 『怪笑…』 は、9つの笑い話が収められていました。 『黒笑…』 が文字通りブラックユーモアだとしたら、 こちらは奇怪な笑いの話ばかりでした。 東野さんらしくない空想の世界もあり、 それはそれで面白かったです。 1話ずつ東野さんのあとがきがあるのも良かった。
次に予約していた三浦しをんさんの作品を2冊。 『まほろ駅前多田便利軒』 と 『まほろ駅前番外地』。 (本の写りがボケボケで残念だーー) 『…番外地』 は 『…多田便利軒』 で登場した人たちの視点によるストーリーもあり、 スピンオフ的な感じです。 すでにドラマ化とか映画化されている作品なので、 多田=瑛太、行天=松田龍平に当てはめて読めたのが良かった。 伊坂さんの作品を思わせるようなコミカルな中にシリアスな部分もあるという面白さ。 しをんさんってこぅいぅのも書くんだーってまた新たな発見。 映像化されたものも観てみたーい、ということで、 すっかりまほろ駅前のファンになってしまいました。 最新作は今、図書館に予約中なのですが、 なかなか順番にならず、年明けになるかなー。 早く読みたい、そしてもっと続いて欲しい!
続いて、棚から選んだ朝井リョウさんの 『星やどりの声』。 『桐島、部活やめるってよ』 以来ですが、すごく良かったです。 6人兄弟(長女、長男、双子の次女と三女、次男、三男)が、 それぞれ語り手になるわけですが、 家族愛に満ち溢れていて、ぅん、いぃ、すごく好きな作品です。 今後も朝井さんの作品、読んでみようと思います。
最後に予約していた東野圭吾さんの新作 『マスカレード・イブ』。 これは、新シリーズ 『マスカレード・ホテル』 の第2弾。 ホテルと事件と全く別物のストーリーが、 だんだん狭まっていき、からくりが見えてきます。 若手の新田刑事に加えて、若くて元気な女性警官がレギュラー化しそうな気配。
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