あおい世界
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2014年03月07日(金) |
本■卒業と暴雪と歌舞伎町。 |
東野圭吾さんの 『卒業 雪月花殺人ゲーム』。 加賀シリーズの1作目です。 このシリーズは好んで読んでますが、 初期の作品はまだだったので予約したというわけ。 加賀警部がまだ大学生で、実父が現役の刑事。 実母がいなくなったエピソードにも触れていて、 直近で読んだ作品とタイミングが合っていました。 加賀警部は大学卒業後、2年間だけ教師になり、 その後、警察官になるのですが、その原点となる事件だったわけです。 いつも加賀警部を想像する時は、阿部ちゃん(阿部寛さん)です。 配役的にドンピシャですよね。
次に、佐々木譲さんの 『暴雪圏』。 以前読んだ 『制服捜査』 に続く川久保篤シリーズの2作目です。 すごーく面白かったです。 北海道で暴雪に見舞われた小さな街に、 いくつかの事件が重なり合っていくという。 どぅ考えてもあり得ない状況ではあるんですけど、 だからこそ面白いというのかな。 ぜひとも映像化されたらいいなぁって思います。
最後に、本田哲也さんの 『歌舞伎町セブン』。 これもすごーーく面白かったです。 所謂現代版の必殺仕事人的な感じかな。 それも歌舞伎町限定みたいな。 汚くないとは言えないけど、綺麗でもない、 そんな中途半端な正義って感じかなぁ。 刑事ものも面白いけれど、悪者が主人公ってのも面白いですねぇ。 東警部の意味深なラストからいくと、続編出ると思ってます。 楽しみにしてまぁーす。
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