あおい世界
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2012年08月28日(火) |
本■加納さん3連発。 |
予約本がまだまだ受取可にならないので、 棚から加納朋子さんの本を3冊選びました。
まずは、『ささらさや』。 一粒種の男の子を残し、事故で亡くなった旦那様が成仏しきれず、 奥様のピンチに現れるという映画 『ゴースト』 のような話。 主人公のさやも、さやを取り囲む三人のお婆さんや、 派手で元気な友達など、心温まる関係が描かれています。
次に、『ぐるぐる猿と歌う鳥』。 小学生が転校先で出会った、同じ社宅に住む仲間たちと過ごすうちに、 いろいろな謎に出会い、不思議な体験をする中で、 ミステリアスで優しい秘密に包まれていくというお話。 児童書なのかなぁ?!
そして最後に、『レインレイン・ボウ』。 高校ソフトボール部仲間の通夜で再会した7人の女性たちのオムニバス。 二十代半ばで仕事や恋愛、結婚、家庭と立場が変わった7人それぞれの話なんですけど、 亡くなった仲間の謎に少しずつ迫っていき、最後に全てが明らかにされます。
『無菌病棟より愛をこめて』 という作者自身の闘病生活を記した本以外、 どんなのを書いているんだろうと興味がわき、数冊借りてみたわけですが、 どれも女性視線で柔らかく繊細な内容ばかりで、 ホッとしたい時にいいかも…。
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