あおい世界
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会社を休んで伯母さまの葬儀へ。 出棺、火葬、百か日までの繰り上げ法要、法事と、 伯父さまと同じように流れていきます。
伯父さまの時と同じように近所のお子さん連れがたくさん来ていました。 享年82歳という高齢にも関わらず、 一般的に女性の方が寿命が長く、職場以外での友人との交際がまめであるためか、 新聞掲載を見たというお知り合いなども参列していました。 ご近所の方による弔辞には、 伯母さまの人柄が頷けるような内容に多くの人が涙していました。 もちろん、あたしも号泣。
若い頃は姑や、小姑(あたしの母)との確執もありましたが、 歳を重ねることで和解していったり、 大人たちの確執とは全然関係ないあたしは一人、交流をもっていたため、 何度かその橋渡しになれたことがあったりしたことを思い出します。
伯父さまの死からたった3ヶ月ということ、 七夕の日に亡くなったこと、 そして、初七日にあたる13日が伯父さまの百か日にあたることなど、 偶然とは思えない日巡りですけど、 お坊さんはすべてこれからの仏事は4月と7月の間に日を選んで、 伯父さまと伯母さま二人一緒に行えるでしょうと言ってくださいました。 老いて介護させるわけでもなく、呆けてしまうわけでもなく、 あっけなく亡くなってしまったことは、ある意味、子孝行でしょうと。
中間あたりの日を選ぶといいでしょうというのは、 仏語でいう『中道』に基づいてのお話だったのです。 人の死によって考えさせられることはたくさんあります。 今、生きている人たちでそれを大事に思い、日々に生かしていかなくてはと思います。 ずっと前、伯母さまにいただいた珊瑚のネックレスとイアリング。 形見になってしまいました。 大事にしますね。 今まで本当にありがとうございました。
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