あおい世界
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夕方3時に会社を出て、家へ。 留守番していた桜と桃を着替えさせ、あたしも喪服を着ました。 とんぼ帰りのように車を会社の方向へ走らせ、 そのまま通り過ぎて、すぐ近くにある葬祭会館にて伯父さまの通夜。
化粧されて眼鏡を外していたせいか、ちょっと見慣れぬ顔でしたが、 今にもニコニコ笑って「雪っ!」って言いそう。 やっぱり顔を見ると、涙が出ちゃう。 桜と桃もまた伯父さまに会えて良かったね。
久しぶりに会う従姉妹や、そのお子様に会えて楽しかった。 桜と桃は、始終はしゃいでいましたが、 式の最中だけは厳かな雰囲気を感じ取って、きちんとしていられました。 桃は途中で、こっくりこっくり居眠りしてましたけど。。。(∂∂ゞ お坊さんのお経は心地よく感じたのでしょう。 そのお坊さんの講和で頷ける内容があったので、記しておきましょう。
人は喜びなのです。 おぎゃーおぎゃーと泣いて誕生してくる時、 周りはみな笑って誕生を祝います。 逆に、亡くなった時、 周りはみなしくしく泣いて悲しみます。 だけど亡くなっていく人はきっと笑って天に召されるでしょう。
そんな内容のことを話していました。 そう思えば、伯父さまはもう苦しまずに済むのだから、 きっと泣いているあたしたちをにこやかに見つめているのかもしれません。 そう思えるだけでも、心は少し安らぎます。
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